エコバッグより大事なこと
「スーパーに行くときはマイバッグ持参で」
なんてことが言われるようになって、
実際、そんな光景もごくごく自然に
目にするようになりました。
レジ袋の消費が減ってうれしいのは、
実は地球ではなくて
まんまとコスト削減に成功した
スーパーのほうなんじゃないかという気もするのですが、
社会全体で行動や習慣を変えていくこと自体は、
決して悪いことではないと思います。
ところが。
レジ袋の削減が進むいっぽうで、
社会的にどんどん大量生産と大量消費、
そして大量廃棄が進んでいる「ある商品」の存在が、
私としては気になって仕方ありません。
今日みたいな中途半端な天気のときは
特に活躍するアイツ、そう、
「コンビニ傘」です。
実際、私も何度もお世話になったことがあります。
夜からの雨で、傘を持って来ていなかったとき。
泊まりの出張で、出かける日はピーカンだったために
まさか傘が必要になるなんて思いもしなかったとき。
……そんなとき、500円とか、
場合によっては300円で買えてしまうコンビニ傘の存在は、
本当に有り難かったりするのです。
でも一方で、それが便利であるが故に、
夜から雨が降りそうな日でも
「サイアクの場合、コンビニで買えばいい」
と考えるようになり、
傘を持たずに出かけることが増えてしまった。
私だけでなく、おそらくは世の中の多くの人が、
いまこういう状態に陥っていると思うのです。
しかも悪いことに、
コンビニ傘はそれが安価である故に、
「貸したままなくなってしまう」、あるいは
「何本かたまった末に、めんどくさくなって捨ててしまう」
という結末を迎えることがほとんどです。
スーパーで消費されるレジ袋1枚と、
コンビニで消費されるカサ1本。
どちらがより環境負荷が高いかは言うまでもないでしょう。
社会全体で本当にCO2の削減を考えるなら、
コンビニ傘の大量消費こそ、
今すぐ何とかしないといけない問題なのです。
そこで提案。
コンビニでの傘の販売は、
もったいないから世の中的にやめることにする。
その代わり雨の日は、
コンビニでレジ袋を無料配布して、
それを被って帰ってもらうことにする。
こうすれば、環境への負荷も少なく、
なにより見た目が情けないので、
何が何でも「マイ傘」を持って歩く人が増えるはずです。
中には、コンビニでもらうのはもったいないという理由で、
「マイ袋」を持ち歩くようになる人もいるかもしれません。
これこそ、究極のエコではありませんか。
マイバッグも大いに結構。
でも、社会の空気に安易に流されることなく、
本当に環境にやさしい行動とは何かということを
もう一度冷静になって見つめ直してみることも、
大切ではないかと思うのです。
……最後だけ真面目に締めてどうするねん。
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